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ヲタクが喋ってます。 絵も描きます。 逆裁とアジカンが好物。
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2007-11-15 [Thu]

 ネタフォルダからその2。木花の脳内の成王成をいろんなネタを含めて書いたものです。
 御剣の扱いがとても可哀想なので、ご注意ください。みっちゃんごめんよ。

 ↓


事のはじまりとその日常・御剣編・千尋(ゴドー)編

はじまり-
成歩堂さんが俺に甘えだした/
はじめては雷の夜、事務所でだった/
どうやら成歩堂さんは甘えたらしい、態のいい懐き対象が俺のようだ/
日常ではスイッチが変わるように何事もなくあの特殊な関係をまったく匂わすことなく俺に接してくる、俺もつられて普通に振舞っている/
人前でいちゃつくのは恥ずかしいので願ったり叶ったりなんだけど、少しさみしいかも…?/
成歩堂さんの周囲は結構彼を頼りにしている人が多いことに気付いた/
弁護士時代の名残だろうか、男女関係なく好意を持たれていることがわかる/
でもその中で誰の手も取らずなぜか新参者の俺が彼の恋人/
夜のアレの慣れっぷりを考えると、昔男の恋人が居たんじゃないかと思う/
もしくは彼を開発してしまうほど深い交わりのあった恋人か/
成歩堂さんはそれを受け入れるほどの深い愛を経験しているのか…
(過去に嫉妬する俺はみっともないな…)


御剣-成歩堂の恋愛観
テスト裁判後、成歩堂さんのところに御剣さんが頻繁に通うようになった/
第三者が見てもすぐにわかるほど御剣さんは成歩堂さんにアプローチをかけている/
でも成歩堂さんは気に掛けていない様だ/
ある日とうとう御剣さんの口から想いがこぼれてしまった/
夜、冴えない顔をした俺に成歩堂さんが話す/
御剣とはあくまで友情しか成り立たず、御剣の想いに答える気はない/
御剣はある時期から親の愛を奪われ、他人に愛されることを熱望している/
しかし僕は彼を甘やかすことはできても愛を与えることはできない/
彼を友愛でしか見れないから/
彼は甘えることばかりで与える愛を知らないから、僕は彼に甘えることができない/
僕の恋愛観と彼のそれは違うから、と/
俺は成歩堂さんを甘えさせることができる唯一の人らしい/
だから今のところ御剣さんに想いが揺らぐことはないとのこと/
後日、告白しに来た御剣さんを成歩堂さんはものすごい台詞で断ったらしい/
御剣さんは大いに泣いて飲みに行ったりしたらしいが、その後吹っ切れたようで、今は成歩堂さんとの友情が戻ってきているらしい/
けれど、多分まだ御剣さんは成歩堂さんを想っているんじゃないかな/
想いの形が少し変わっただけで…


*小休止

君には色々言い訳じみた弁明をしちゃったけどね。
恋に落ちるってのは、理屈じゃないんだ。
気がついたら君を目で追ってた。抱きつきたい、困らせたい、甘えたいって欲求が強くなっていった。
何で御剣じゃなかったのかって、本当は僕にもよくわからない。
でも、僕が好きなのは女性でもなく幼馴染でもない君なんだ。この気持ちは誰にも嘘だなんて言わせない。
愛してるよ、法介。

眠りについた青年の髪を梳きながら男は青年を愛おしく眺めていた。


ゴドーの語り-過去の恋人
御剣さんの件が終わった後ゴドーと名乗る長身の人が事務所にやってきた/
立ち聞きするつもりはなかったんだけどつい耳を傾けてしまう俺/
二人は事務所の初代所長の千尋さんという人の話をしていた/
聡明で美しく、二人の憧憬を受けていたことは彼らの話しぶりからわかる/
でも、なんとなく二人とも彼女とは深い関係があったんじゃないかと思う/
二人は共通の「特別な人」の話で盛り上がっていた/
お互い「彼女」との仲を口に出すことなく…/
その日の夜、寝室に向かう成歩堂さんに俺は切り出した/
成歩堂さんの恋人は千尋さんだったんですね、と/
成歩堂さんは言った、そうだよ、確かに僕は彼女を愛していた/
けれどもそれは終わった愛なんだよ、と成歩堂さんは続けた/
僕は彼女の死を乗り越えるのに長い時間がかかった。彼女の死は唐突過ぎて、受け入れるのにとても時間がかかった。ゴドーさんが僕を追及したときも、僕の隣にいる彼女に依存していた。ゴドーさんに認められた時、初めて僕は自分の中に千尋さんが「生きている」ことに気付いたんだ。そして同時に僕は千尋さんの死を受け入れた。生と死で別たれようとも、千尋さんから受けた愛は変わらない。僕が彼女を愛したことも。彼女の愛は僕の誇りになっていたんだ。だから僕は彼女に別れを告げ、一人で歩き出した。そして…君に恋をした、と/
そう言った成歩堂さんの体に重なるように、髪の長い女性の影が見えた気がした/
長い成歩堂さんの告白を聞いて、俺は自分でもくだらないと思いながらつい尋ねてしまった/
俺は千尋さん程貴方を愛せますか?と/
成歩堂さんは苦笑しつつ首を振って言った/
君に首っ丈の僕にそんなこと聞くの?そんなことより僕を甘やかしてよ、と…



書き終わった後、自分は最後の二人の台詞を書きたかったんだなと気付きました。

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